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理想の介護を目指して

自立支援

自立支援。

どこまで介護治療者自身にさせれば良いのか、どこまでを介助すればよいのか?

先日、こんなことがありました。


 ある施設を訪問した際に、担当者が忙しく20分ぐらい待たされたことが
ありました。受け付けの食堂で、入居者の皆さんが楽しそうに食事をされて
いました。その中の一人の方が、スプーンを床に落としてしまいました。

職員の方は、それに気がついています。
しかし拾ってあげようとはしません。

落とされた高齢者の方は、一生懸命スプーンを取ろうと腰を曲げています。
でもなかなか取ることができません。

笑顔で食事をしていた顔が、やがて苦痛そうな表情にみえました。

やっとのことで、スプーンを拾って、また席に座り、食事の続きをしようと
したら、今度は、ナプキンを落としました。また、椅子から立ち上がり、そ
のナプキンを取ろうとしています。

もはや一切の笑顔は消え、ただただ苦痛。

私にはそう見えました。

私は、見かねてそのナプキンを拾ってあげました。

そうすると、苦痛の顔が

笑顔で「ありがとうございます」と言われました。

しかし、職員の方は、私に

「拾ってあげたらダメです。自分で落としたものだから
 自分で拾わせるようにしています。」と

それが自立の第一歩だと言うのです。

職員の方の言い分もわかりますが、私としてちょっと違うのではないかと。

出来る限りの自立を促すというのは、賛成できます。

が、しかし

そのためには、その人の「限界」を見極める目が必要じゃないかと思います。
拾ってあげたときの、あの笑顔は、本当に助かったという顔にしか見えませ
んでした。

出来る限りは、自分でさせるようにする。

それでも困ったときは、やさしく手を差し伸べることが必要なのではないでしょうか。

また、そんな自立支援が必要不可欠ではないかと思います。 

福祉用具とは、自立を促す道具でしかありません。
道具があれば、すべて自分でできると言うことではありません。

やはり、介助する側には

介護治療者に対して、それぞれの限界を見極める目が必要です。

実際のところ、介護の理想と現実にはやはりギャップは存在しています。

私たち、丸屋では自立支援を目指す【寝ライフスタイルの創造】ということで
快適で健康的な寝室の環境整美サービスを提供するために、在宅介護の現場で
発生する生の声に、耳をかたむけながら

少しでも理想へのギャップを埋める。

その想いだけは、誰にも負けません。


  介護保険事業所番号4071101309
生活保護法介護指定機関



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